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現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)信州発“学び”のビッグバンプロジェクト

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ユニバーサルデザイン化チーム


ユニバーサルデザイン化

ユニバーサルデザインとは

ユニバーサルデザインの定義は、「できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、建物、空間をデザインすること」です。“すべての人が人生のある時点で何らかの障害をもつ”ということを、発想の起点としています。これらの障害や個人の違いのありうる状態を予測して、障害の有無、年齢、性別、国籍、人種等にかかわらず、多様な人々が快適に利用できるようにあらかじめその環境を計画する考え方がユニバーサルデザインです。したがって、その領域は形ある製品だけでなく、サービスやシステム、その利用環境などの多様な分野にわたっています。ユニバーサルデザインは、むしろデザインそのものというよりデザインポリシーと言うべきかも知れません。それを基に様々なデザインが関連し、補完し合わなければ、ユニバーサルデザインの社会は実現できません。

引用*http://www.udit.jp/ *http://www.universaldesign.co.jp/aboutus/idea/index.html

視覚障害の観点からの取組みをスタート

教材のユニバーサル化は、インターネット大学院での経験に基づいています。 インターネット大学院には、身体に障害を持つ人が入学しています。通学することができないために学ぶ機会を逸してきた障害者にとって、インターネット教育は新たな教育機会を提供する場となりました。 視覚障害を持つ方をはじめ、多くの障害者から問い合わせが寄せられています。視覚障害を持つ方はコンピュータに表示された教材のテキストを音声合成で読み上げることで学ぶことが可能です。しかし、我々が作成してきたe-Learning教材にある動画や静止画は読み上げることができません。また、マウスを使うことができないのでキーボードを使ってWeb画面を指示するため、利用面についてのさらなる配慮が必要です。 信州大学では、視覚障害に限らずさまざまな障害をもつ人も学ぶことができる学習環境をe-Learningで構築します。このために、現在視覚障害を持つ方々の協力を得ながら、ユニバーサルデザインに関するガイドライン策定に取り組んでいます。 また、この取組を通じてWebページのユニバーサルデザインについて周知をはかるため、毎年ユニバーサルデザインに関する多くの先覚者に集まっていただき、セミナーを開催しています。
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セミナー報告
現在までに下記セミナーを開催しております。

「Webのユニバーサルデザイン」セミナー

セミナー写真 開催日:2005年3月11日
会場:サンパルテ山王(長野市岡田町)

  • 本セミナーは、Webのユニバーサルデザインについて、多くの方に常識として知っていただく、そして新しい情報共有の場を想像する契機になることを願って開催されました。
  • セミナーでは「Webアクセシビリティー」について(株)UDITの濱田英雄氏に、 「障害者とIT技術の関わり」について「ふれっ手」の前野弘美氏に、「信州大学現代GPプロジェクトにおけるユニバーサルデザイン」について信州大学の不破泰氏、宮尾秀俊氏にそれぞれ講演を行なってもらった後、「障害者にとってのアクセシビリティとは」と題してパネルディスカッションを行いました。

「ホームページのユニバーサルデザイン」セミナー

セミナー写真 開催日:2006年3月3日
会場:メルパルク長野(長野市鶴賀高畑)

  • 本セミナーでは、信州大学で取り組んでいる教材のユニバーサルデザイン化についての現状報告を行ない、合わせて各事業所で先進的に取り組んでいる優れた事例を紹介することで、ユニバーサルデザインについてより多くの方に常識として知っていただくことを願って開催されました。
  • セミナーでは、「信州大学におけるWeb教材のユニバーサルデザイン化の取り組み」と題して信州大学の宮尾秀俊氏に、「WEBアクセシビリティーの現状と課題」と題して(株)UDITの関根千佳氏に講演を行なってもらった後、各事業所での事例紹介、Webのユニバーサルデザイン化に求められること等の発表を行なっていただいた後、パネルディスカッションを行いました。

「ホームページのユニバーサルデザイン」セミナー

セミナー写真 開催日:2007年2月20日
会場:メルパルク長野(長野市鶴賀高畑)

  • プロジェクト最終年度にあたる今年は、信州大学のこれまでの取り組みの成果を発表するとともに、ユニバーサルデザインに関して実績のある先進的取り組み事例を紹介し、ユニバーサルデザインについてより多くの方に常識として知っていただくことを目的に開催されました。
  • セミナーでは、「e-Learningが築く新たな教育の可能性」と題して独立行政法人メディア教育開発センターの清水康敬氏に、「信州大学におけるWeb教材のユニバーサルデザイン化への取り組みとその成果」と題して信州大学の宮尾秀俊氏に、「ユニバーサルデザイン化の事例紹介」について、(株)UDITの濱田英雄氏、長野市の丸山義久氏、富士通(株)の高橋宏祐氏に講演を行なってもらった後、「教育におけるユニバーサルデザインの役割」、「e-Learningの障害者教育における役割」、「ユニバーサルデザインが目指すものは何か」などのテーマについてパネルディスカションを行いました。
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「ユニバーサルデザイン」成果報告
研究会において下記の研究報告を行なっています。

  • 宮尾秀俊、國宗永佳、不破泰「視覚障害者用Web教材の試作と評価」 教育システム情報学会研究会報告、Vol.20、No.2、pp.43-48、2005年7月2日 視覚障害者が音声ブラウザを用いてWeb教材を理解する際に問題となる教材中の図、グラフ、表、数式およびプログラム命令文についてどのように表現したらよいか、そのガイドラインを提案し、4人の視覚障害者を対象に行なった評価実験の結果を示しました。
  • 宮尾秀俊、國宗永佳、望月康守、不破泰「視覚障害者用Web教材作成の進捗報告」教育工学研究会報告、ET2005-52、pp.1-5、2005年11月19日 上記の評価結果に基づいて改定したガイドラインにしたがいWeb教材を改良し、8人の視覚障害者を対象に評価実験を行いました。ここでは、そこで得られた評価結果、問題点、課題を報告しています。
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メンバー紹介

工学部情報工学科助教授・宮尾秀俊

人物写真 Web教材のユニバーサルデザイン化についての研究を行なっています。

コメント:ホームページを作る際に重要なのは、障害者だったら、このページがどんな風に見えるのだろう(聞こえるのだろう)、とちょっと気遣うことだと思います。皆さんもそんなページ作りを心がけましょう!

工学部情報工学科4年生 倉世古隆一・松村光裕

人物写真 教材中の数式部分を音声ブラウザ用読み上げテキストに自動変換するシステムの開発を行なっています。

コメント:『学びたいのに学ぶことが出来ない』、そんな人達が一人でも少なくなるように尽力します(倉世古)。
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ユニバーサルデザイン化チーム
ユニバーサルデザイン化チーム写真 このチームには現在、工学部から3人の教員、9人の学生が参加しています。不定期に勉強会を開催し、教材のユニバーサルデザイン化を学習するとともに実際に既存教材の修正作業を行なっています。
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