代謝の生理学

  運動生理学>代謝の生理学

1.運動中の骨格筋内外のエネルギー源

 安静時の骨格筋では、脂肪組織からの遊離脂肪酸と血中グルコースが主なエネルギー源である。運動に伴うエネルギー需要の増大は、主として筋肉内グリコーゲン、血中グルコース、肝での糖新生、脂肪分解によるFFAの供給によって対応される。その時、エネルギー源として使われる遊離脂肪酸とグルコースの割合は、運動強度、持続時間、トレーニング度、栄養状態などによって変わる。

  運動に必要なエネルギーには、他の生命活動と同じくアデノシン三リン酸(ATP)がアデノシン二リン酸(ATP)と無機リン酸(Pi)に分解された際に生じる化学的エネルギーが利用される。