持久性トレーニング(1)

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5.運動強度(酸素摂取量)と全身循環の関係

 


 心拍出量は、酸素摂取量の増加に対して直線的に増加する。この関係には、運動トレーニングの影響はみられない。 即ち、最大酸素摂取量の大きい人(運動選手:ATH)では、低い人(運動選手ではない人:NA)より最大心拍出量が大きい。 しかし、最大心拍数、最大動静脈酸素格差は、運動トレーニングに影響されず、ほぼ一定である。

 同一の酸素摂取量の運動を行ったときATHにおける心拍数は、NAの心拍数より低い。酸素摂取量と心拍数の関係の傾き(心拍数/酸素摂取量)は、トレーニングレベル(最大酸素摂取量)の指標となりうる。

 トレーニングレベルによる最大心拍出量(その結果としての最大酸素摂取量)の差は、主に一回拍出量の差による。